ジステンバーとは
死亡率が高い恐ろしい病気
■ 原因:病気に感染している犬の尿、糞、鼻汁などから排出されたウィルスによって伝染。空気感染もします。感染して4〜6日前後で発症
■ 症状:発熱、咳、鼻汁、下痢、血便、脱水症状、結膜炎や角膜炎による目ヤニ、鼻の頭が乾燥、けいれんや運動障害等
■ 悪化すると、ぐるぐる回ったり、暴走したり、体のあちこちで短い間隔で痙攣したり、下半身に麻痺がみられたり、神経系統を侵されて死亡することもあります。 感染してから1〜2カ月くらいでほとんどが死亡します。自然治癒した場合も、麻痺や痙攣はそのまま残ることが大半。
■ 治療方法:抗生物質やビタミン剤。神経症状がある場合は抗てんかん剤や脳代謝賦活剤などを使用。
■ 予防方法:ワクチン接種。散歩などでほかの犬の排泄物に近づかせない。